やっぱり赤外線が好き

赤外線コードレススピーカーシステム AT-SP350TVaudio-technica製)を購入しました。単三型乾電池4本を電源とし、赤外線通信する仕組みのものです。

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これまでは手元用スピーカーとして、専用の充電台でニッケル水素電池に充電するタイプの、2.4GHz帯無線による他社製スピーカーを使用していました。通信方式と電源の2つの観点から比較してみます。

 

① 通信方式

赤外線通信は遮蔽物が有ると通信が確立できません。一方2.4GHz帯は浴室の壁程度は平気で通過しますので集合住宅なら部屋の隅々まで受信可能でした。しかし、もし隣家が全く同じ製品を所有していた場合、混線の危険性は無いのでしょうか?周囲に聞こえないように手元スピーカーで音量を絞って聞いているのに、実は隣人に丸聞こえだったなんて少し嫌ですね。

また2.4GHz帯も音跳びはします。もちろん赤外線通信も途絶えることは有ります。しかし、障害物が間に入ったとか、受信機に直射日光が当たるようになったとか、原因が明瞭です(実際、スピーカーから音が突然聞こえなくなったと思ったら、太陽の位置が変化していて受信部に強い日光が当たるようになっていたという事例は多かったです)。

一方で2.4GHz帯の音跳びは原因が不明です。電池の残量が減少して電圧が変化したのかも知れません。あるいはWi-Fiの通信量が急増して干渉しているのかも知れません。とにかく理由が目に見えないのです。音跳びまでのことはないにしても、音量が突然変化したりして結構ストレスフルでした。

精神的なものでしょうが、重要な情報に限って、

「明日の天気は・・・(ビビッ)・・・のち(バビッ)。最高気温は(ブブブブブブ)。以上天気予報でした。」

なんてことになっていたような気がします。

② 電源

専用の充電台で充電できることは確かに大変便利です。しかし、ニッケル水素電池はユーザーが自分で交換することができないため、結局電池の寿命が製品の寿命となってしまいました。単三電池の入れ替えの手間は必要となりますが、広く流通しているものを使うタイプの方がライフタイムは長くなる気がしています。

 

今のところ唯一残念なのはステレオにならない点ですね。どうしてもステレオとして聞かなくてはならない場合は、 AT-SP350TV では対応できなさそうです。

あと、Bluetoothスピーカーというのは試したことが無いので興味を持っているところです。