USB外付けHDDを増設し、システムのバックアップとしました。
まずHDDをUSBポートに接続したら
sudo fdisk -l
とします。新たに見つかったデバイスが、増設したHDDです。ここでは /dev/sdb1 でした。続いて
sudo fdisk /dev/sdb1
でパーティションを作成したのち、
sudo mkfs.ext4 /dev/sdb1
でext4形式のフォーマットを実施します。
sudo blkid /dev/sdb1
で/dev/sdb1のUUIDを確認したのち、そのUUIDを/etc/fstbに
UUID=xxxx-xxxx-xxxx-xxxxx /home/user/backup ext4 defaults 0 0
の要領で追記します。これらの作業により再起動しても、新設HDDが /home/user/backup 以下に自動的かつ恒常的にマウントされるようになります。
ubuntuのバックアップツールとしては deja-dup などが簡単であると紹介されています。しかしubuntu 18.04LTSserverの場合GUIが使用できないため、かえって使い難いツールと言えます。大変原始的なコマンドですが rsync の方がずっと便利ということがわかりました。
#!/bin/bash date +%Y年%m月%d日%H時%M分 > /home/user/log/rsync.log rsync -av --delete-after {コピー元}/home/user/backup/ >> /home/user/log/rsync.log printf "複製:%sRSYNCを実行しました\n" `date +%Y年%m月%d日%H時%M分`
というシェルスクリプトを crontab へ登録することにより、定期的に{コピー元}以下のファイルを増設したUSB外付けHDDにミラーリングしてくれます。書庫ファイルのような単一のファイルに圧縮されていませんので対比・復元も容易です。なによりも長年WINDOWSで使い慣れてきた DiskMirroringTool と大変よく似た挙動をしてくれることが、お気に入りの理由です。