無線LANの設定からSAMBAの導入まで

以前のUBUNTUマシンのHDDが壊れてしまいました。新たにストレージを購入して、ubuntu 18.04LTS server をインストールしました。今回は無線LANによるネットワークの設定からSAMBAによるWINDOWSとのファイル共有までの記録です。

1)/etc/netplan/50-cloud-init.yaml への追記

# This file is generated from information provided by
# the datasource.  Changes to it will not persist across an instance.
# To disable cloud-init's network configuration capabilities, write a file
# /etc/cloud/cloud.cfg.d/99-disable-network-config.cfg with the following:
# network: {config: disabled}
network:
    ethernets:
        enp3s0:
            addresses: [] 
            dhcp4: true
    wifis:
        wlxb0c74578a963:
#           addresses: 
#           - 192.168.0.16/24
#           dhcp4: false
            addresses: [] 
            dhcp4: true
            optional: true
            access-points:
                ACCESSPOINT1:
                    password: xxxxxxxxxxxxx
                ACCESSPOINT2:
                    password: xxxxxxxxxxxxx
    version: 2
    renderer: NetworkManager

文字色赤で記した部分を追記しました。アクセスポイントの名称とパスワードの中身は秘匿してありますが、正しい情報を記載してください。また、#でコメントアウトしたaddress と DHCP4 の設定ですが、ubuntu 18.04LTS serverでは固定IPアドレスの設定が可能となります。ならば、その方が都合が良いかなと192.168.0.16(仮)を設定してみたのですが、apt の実行時に「Temporary failure resolving 」エラーが発生するようになったためDHCPを使用する方に戻しました。余談ですが有線LANとWI-FIの両方を固定アドレスに設定しようとしたところ、ネットワークそのものが機能しなくなってしまいました。固定IPはよくわからないため、当分使用しないことにします。

 

2)sambaユーザーの作成

sambaをインストールしたのち、 

$ sudo smbpasswd -a USERNAME     

でsamba用のパスワードを設定しました。ちなみにlinuxのユーザー名とWINDOWSログイン時のユーザー名は一致しておくのが良いそうです。また、smbpasswd で設定するパスワードはWINDOWSログイン時のパスワードを使用するのが望ましいそうです*)

 

3)/etc/samba/smb.confへの追記

ファイルの最後尾に

 

[work]
path = /home/user/work
browseable = yes
writable = yes

 

を追記しました。そののち、

$ sudo systemctl restart smbd   

を実行したところ、WINDOWS側のブラウザに ubuntuサーバーの /home/user/work 以下を表すフォルダーが表示されるようになりました。もちろんファイルの遣り取りも書き込みも可能です。

 

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