強制シャットダウンの弊害事例

テレビの映像が下の写真のような状態になってしまいました。

 

 実は最近ネットとケーブルテレビを新たに契約して、室内工事に来てもらった4日後の出来事だったため、初期トラブルを疑っていました。

 実はこの現象、朝一番に発生します。そして出勤時刻である9時前には正常になります。帰宅後も支障なく受信しています。そして翌朝同じ現象が発生するのです。深夜の番組録画も問題ないため、その時点では正常に動作していたものと推定されます。

 このような現象が、4日間連続して発生しました。連日、LANケーブルの結線が緩んでいたり、契約確認の電話がかかってきたりと、何かしらの原因が浮かび上がるため翌朝の回復に期待するのですが、毎朝見事に裏切られます。サポートセンターに質問しようにも、営業時間帯には異常が認められないため、なかなか面倒です。

 

 ようやく4日目に思いついた原因が、同じルーターに接続しているウィンドウズPCを早朝にタスクスケジューラーによって強制的にシャットダウンさせている事でした。タスクスケジューラーについては、「 【Windows 10/11】シャットダウンをタイマーで自動的に実行するには 」などを参考にしました。ひょっとしてシャットダウン直後から受信不良が始まっているのではないかと疑い、再現実験を試みてみました。

 

 実験は2024年4月28日10時25分頃、当時テレビでは「明日をまもるナビ」という番組が放映中でした。お笑い芸人ミキの亜生さんとタレントの春香クリスティーンさんがゲストで出演されていました。

 

 10時25分00秒にタスクスケジューラーによりPCのシャットダウンが開始されます。

 

 10時25分30秒、いよいよPCの電源が落ちます。

      

 その7秒後から8秒後に掛けての連続した写真です。現象が再現できました。もはやゲストのお二人の姿も確認できません。

 

 不思議なのはリセットボタンや電源を強制的に落とした時には同様の現象は再現できないことです。タスクスケジューラーは、今回のネットとテレビの契約変更に伴う環境変化に対応するため使い始めたのですが、もう少し慎重にしないといけないなと考え直したところです。