柿キムチ

以前ラジオで、「バナナキムチ」「バナナ山葵漬け」が酒の肴として紹介されていました。ふと、そのことを思い出したので「柿キムチ」を試してみました。作り方は、みじん切りした柿をキムチに和えるだけで、とても簡単です。食べやすいように、気持ちキムチも細切れにしてみました。

f:id:S_E_Hyphen:20201018113110j:plain

少し甘めの肴が欲しいときにはピッタリです。とはいえキムチの辛味が加わりますので、ただ甘いだけという訳ではありません。若い柿より熟した柿の方がより美味しそうです。

HTML文書PDF印刷の改良

以前、HTML文書を作成しPDF変換する スクリプトを作成しましたが、これを改良してみました。

 

(1)枠幅を固定したい。

各セル内の文字数が十分に多ければ気にならないのですが、少ない場合、表ごとに列の大きさがバラバラになっていました。右余白が大きくなってしまう事も有り、やや見苦しい印象がありました。

 <table border="1" width="100%">
<caption><span style="font-size: 150%;">${key}</span></caption>
<meta http-equiv="content-type" charset="utf-8">
 <tr>
<th width="6%">第1列</th>
<th width="32%">第2列</th>
<th width="30%">第3列</th>
<th width="32%">第4列</th>
</tr>

と見出し行で幅指定をしてやることで、枠幅を固定することができました。 width は %表示だけでなくピクセル数でも指定できます。

 

(2)ヘッダーを付けたい

wkhtmltopdf では、「 --header-right 文字列 」オプションでヘッダーを指定できるはずなのですが、上手くゆきません。色々調べるとwkhtmltopdf にはQTパッチ版と、そうでないものがあることが分かりました。そこで、QTパッチ版を再インストールするとオプションが作用するようになりました。 

 wkhtmltopdf -q -T ${top_margin} -B ${bottom_margin} \
    -L ${left_margin} -R ${right_margin} \
    --print-media-type \
    --header-right "${key[$i]}" --header-spacing 5 \
    ${temp_html} ${temp_pdf} \
    >/dev/null 2>&1    

 (3)セルの途中で改ページさせない

ところが逆にQTパッチ版の wkhtmlpdf では用紙の大きさに合わせて、平気でセルの途中で改ページをするようになってしまいました。

f:id:S_E_Hyphen:20201010122215p:plain

これは少し都合が悪いので、HTML文書内にスタイルシートを埋め込むように改良しました。

<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<style type="text/css">
table { page-break-inside:auto }
tr { page-break-inside:avoid; page-break-after:auto }
</style>
</head>
<body>
<table border="1" width="100%">
<caption><span style="font-size: 150%;">2020年10月01号复习</span></caption>

 

以上の変更を加えた make_pdf と make_html のリストです。

#!/bin/bash
host=xxx.xxx.xxx.xxx
database=dddddd declare -a key=( \ `mysql -N -h ${host} ${database} << _SQL_ select word from keyword where word like "%复习" group by word order by word; _SQL_ `) left_margin=25 # 左余白の設定 right_margin=15 # 右余白の設定 top_margin=20 # 上余白の設定 bottom_margin=18 # 下余白の設定 # 一時ファイルの作成 temp_html=`mktemp ./XXXX.html` temp_pdf=`mktemp ./XXXX.pdf` output_pdf="review_note.pdf" for (( i=0; i<${#key[*]}; i++ )) do echo ${key[$i]} # データベースよりKEYオプションに応じて検索を実施し、 # HTML文書を作成する自作コマンド ./make_html key=${key[$i]} > ${temp_html} # wkhtmltopdf にて PDF文書に変換 # ( 余白の設定については https://stackoverrun.com/ja/q/10907299 を参考) wkhtmltopdf -q -T ${top_margin} -B ${bottom_margin} \ -L ${left_margin} -R ${right_margin} \ --print-media-type \ --header-right "${key[$i]}" --header-spacing 5 \ ${temp_html} ${temp_pdf} \ >/dev/null 2>&1 # loop 1回目は${temp_pdf}を${output_pdf}に変名しループを離脱 if [ $i -eq 0 ] then mv ${temp_pdf} ${output_pdf} else # pdftk で結合の実施 # 一時ファイル ${united_pdf} に出力し、 # ${output_pdf} にファイル名変更することで # 再帰的な結合を繰り返す united_pdf=`mktemp ./XXX.pdf` pdftk ${output_pdf} ${temp_pdf} cat output ${united_pdf} mv ${united_pdf} ${output_pdf} fi done rm ${temp_html} ${temp_pdf} 

 

#!/bin/bash
key=`getparstr $# "$*" "key"`

#################################################
host=xxx.xxx.xxx.xxx
database=dddddd
temp=`mktemp ./XXXX` if [ ! -z "${key}" ] then mysql -h ${host} -N ${database} << _SQL_ > $temp select v.id,ch,py,ja from vocabulary v right join keyword k on k.id=v.id where k.word like "%${key}%" order by k.sub_id,v.id; _SQL_ else rm $temp; exit fi cat << _HEADER_ > /dev/stdout <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <style type="text/css"> table { page-break-inside:auto } tr { page-break-inside:avoid; page-break-after:auto } </style> </head> <body> <table border="1" width="100%"> <caption><span style="font-size: 150%;">${key}</span></caption> <meta http-equiv="content-type" charset="utf-8"> <tr> <th width="6%">番号</th> <th width="32%">中国語</th> <th width="30%"> 拼音</th> <th width="32%">日本語</th> </tr> _HEADER_ cat $temp |\ awk -F"\t" --assign line="$line" \ '{printf " <tr valign=\"top\">\n"} \ {printf " <td align=\"right\">%d</td>\n",$1} \ {printf " <td>%s</td>\n",$2} \ {printf " <td style=\"font-size:85%;\">%s</td>\n",$3} \ {printf " <td style=\"font-size:80%;\">%s</td>\n",$4} \ {printf " </tr>\n"}' >> /dev/stdout cat << _FOOTER_ >> /dev/stdout </table></body></html> _FOOTER_ rm $temp; exit

カレー豆腐

山口恵以子 (2019)「食堂のおばちゃん5『真夏の焼きそば』」( ISBN:9784758442282 )に出てくるカレー豆腐が、とても簡単かつ美味しそうだったので作ってみました。

 

具材 備考
木綿豆腐 半丁  
豚肉 100グラム  
玉ねぎ 半個  
ニンジン 1/4本  
カレー粉、和風だし他 適量  

 

玉ねぎとニンジンは薄切り、豆腐も食べやすい大きさに切る

鍋に水と酒・醤油・和風だしを入れ、肉と野菜を煮て火が通ったら豆腐を加える。

カレー粉を入れて調整する。

水溶き片栗粉でとろみを付けて出来上がり。

f:id:S_E_Hyphen:20201003111357j:plain

何だか、もっと豆腐の長所が引き立つ味を想像していましたが、普通に美味しいカレーでした。

中秋节

2020年10月1日は、中国の国庆节(Guóqìng jié)で、かつ中秋节(Zhōngqiū jié)でもありました。国庆节とは日本でいうところの建国記念日ですが、中秋节は中秋の名月のことだそうです。秋晴れの中、とても奇麗な満月を見ることができました。

f:id:S_E_Hyphen:20201002160312j:plain

 

富山紀行(3)

2020年9月21日【2日目午後】

前回は余りの人の多さに「立山黒部アルペンロード」の入り口から富山駅へ逃げ帰ってきたところまででした。昼時なので富山駅周辺で食事ができそうな店を探すことにしました。駅前のショッピングモールCiCで「中国四川料理 四川之华 居酒屋小吃」という中華料理風の店がありましたので、冷し担々麺を頂くことにしました。一時の残暑というほどの気温ではありませんでしたが天気が良かったので、涼風麺はさっぱりしていて有難かったです。税込み790円でした。

f:id:S_E_Hyphen:20200927150924j:plain

 

さて腹ごしらえもできたので、活動再開です。13時46分「あいの風とやま鉄道 富山駅」発の普通電車に乗って「高岡駅」を目指すことにしました。もはや目的を見失っているのですから、ほとんど放浪です。運賃は370円でした。

f:id:S_E_Hyphen:20200927152737j:plain

 

高岡市の有名な観光処としては「高岡大仏」「高岡古城公園」が挙げられますので、御旅屋通り(おたやどおり)経由で向かうことにしました。途中、「ドラえもんポスト」と「猿を背負った犬のオブジェ」がお出迎えしてくれました。彫像が多いのは大仏の町と関係があるのでしょうか?

f:id:S_E_Hyphen:20200927153650j:plain

f:id:S_E_Hyphen:20200927153707j:plain

 

高岡城に大手門から入ってすぐの高岡市立博物館は、考え無しに入ったわりには意外と大当たりでした。入場料は無料です。特に心に残ったのは富山県と石川県の県境変遷の歴史でした。高岡市が位置する砺波平野と富山市が位置する富山平野は、飛騨高地北縁の尾根筋によって画されています。このような地形的特徴のためでしょうか、明治2年版籍奉還から廃藩置県を経て明治16年ころまで、富山-石川県境はなかなか確定されなかったようです。現・高岡市域は石川県の前身である加賀藩や七尾県に編入されたり、石川県に編入されたりを繰り返していたということです。

f:id:S_E_Hyphen:20200927154727j:plain

 

行きあたりばったりの文化活動も堪能したところで、15時47分「高岡駅」発のあいの風とやま鉄道で「富山駅」に帰ってきました。富山駅のお土産処で1,840円分購入した後、「富岩運河環水公園」を訪れました。风景非常美丽.「景色は大変美しい。」風光明媚な景勝です。積雪時の景色も大変奇麗なものです。

 

f:id:S_E_Hyphen:20200927162806j:plain

f:id:S_E_Hyphen:20200927162718j:plain

積雪時の写真は2018年2月に撮影したもの

 

ホテルで荷物を下したのち、近所の居酒屋チェーン店「日本海庄や」で夕食を頂きました。感染症対策に2席ごとに間仕切りが設けられていました。また、グラスが空いたら即オーダーを取りに来てくれるなど、大変細やかなもてなし振りでした。大変、御馳走さまでした。炙りえんがわワサビポン酢、鰹ハラス酒盗焼き、ホタルイカ沖漬けなどお腹いっぱい食べて飲んで計6,300円でした。エビ山葵マヨは家庭でも応用できそうな気がする一品でした。

f:id:S_E_Hyphen:20200927163240j:plain

 


 

2020年9月22日【3日目】

最終日の朝食です。ようやく写真撮影も慣れてきたようで、盛り付けも少し様になってきました。

f:id:S_E_Hyphen:20200927163756j:plain

 

金沢駅に寄り道したい旨を駅員さんに申し出ると、切符を分けるよりも自由席で購入して途中下車した方が安くなることを教えてもらいました。親切だなぁ。乗車券+特急自由席券+新幹線自由席券しめて8,800円でした。9時12分富山駅発のはくたか551号に乗車して金沢駅には9時35分に到着しました。金沢市は北陸の中心的都市なだけあって、やっぱり華やかです。金箔工芸品や九谷焼が目を楽しませてくれます。買えないけど...。アマビエさんのガラス細工を390円で買って我慢しました。

f:id:S_E_Hyphen:20200927164523j:plain

 

金沢観光も楽しんだところで、10時56分金沢駅発のサンダーバード18号に乗車して帰路につきました。お昼も近づいてきたところで駅弁タイムです。楽しみにしていたにも関わらず、この旅最初で最後の駅弁となってしまいました。

f:id:S_E_Hyphen:20200927165526j:plain

 

以上、当初の目的である「立山黒部アルペンルート」の走破を達成することはできませんでしたが、北陸富山の旅でした。
 

富山旅行(令和2年9月20日から22日) の費用総括
適用 金額 備考
往路:乗車券+特急指定券+新幹線自由席券 9,060  
宿泊費 7,410 GOTOキャンペーン宿泊補助
炉ばた風居酒屋 北の門 4,080  
電鉄富山立山 1,440 特急
立山黒部ジオパーク周辺の立体地図 1,100  
小吃CiC 790 冷し担々麺
富山→高岡 370  
高岡→富山 370  
おみやげ 1,840  
日本海庄や 6,300  
復路:乗車券+特急自由席券+新幹線自由席券 8,800  
アクセサリー 390 アマビエさま
合計 41,950  

富山紀行(2)

2020年9月21日【2日目午前】

さて2日目の始まりです。朝食はホテル2階のレストラン「花茶屋」で6時半からです。感染症拡大防止のためにレストランのスタッフが配ってくれるビニール手袋を手に、皆大声も出さず粛々と列を作ってらっしゃいました。でも、まじめな日本人ばかりなので可能なことであり、インバウンドが復活すれば感染症対策とバイキング形式の両立は不可能ではないかと考えさせられてしまった朝食でした。写真は私がチョイスした朝食です。新潟でも感じましたが、北陸はどこに行っても味噌汁のレベルがとても高いような気がします。この日のキノコ汁も最高でした。

f:id:S_E_Hyphen:20200926105512j:plain

 

さて、食休みが済んだら富山地方鉄道電鉄富山駅」へ向かいます。到着すると何やら不穏な貼り紙が...。

立山黒部アルペンルート
   ご利用のお客様へ
本日の室堂方面への
日帰りでのご利用は
     出来ません❕❕

通り抜け、
アルペンルート内ご宿泊の
  お客様のご利用のみと
   させていただきます

f:id:S_E_Hyphen:20200926110639j:plain

 

意味が分からん。室堂は無理でも美女平ならOKなのか?立山はどうなのだ?大町まで通り抜けて、往復して日帰りしてきたらダメなのか?色々疑問は浮かびますが、7時50分電鉄富山駅発の特急列車に乗って立山駅へと向かいました。乗車券1,230円+特急券210円です。ちなみ富山地方鉄道は地元では「地鉄」の愛称で知られています。

f:id:S_E_Hyphen:20200926113328j:plain

 

モーター音は大きいし、やたらに揺れます。でも考えてみれば子供の頃は、電車と言えば揺れるものでした。もっと音も大きかったかも知れないし...。現代の都市鉄道の快適さに慣れ過ぎてしまったのでしょう。

f:id:S_E_Hyphen:20200926113349j:plain

写真はイメージです(特急の車体ではありません)

電鉄富山駅の不穏な貼り紙の文言と、車両の揺れに気を取られているうちに電車は町中を離れ山中深くへと進んできます。常願寺川の渓谷を渡り、立山駅へと近づいてゆきます。

f:id:S_E_Hyphen:20200926114403j:plain

f:id:S_E_Hyphen:20200926114416j:plain

 

8時42分立山駅に到着すると、哎呀,人太多了.「げっ、人多すぎ」。ケーブルカーの乗車人数に比べてチケット待ち人数が多すぎるのです。ケーブルカーは時刻指定のチケットを販売しているようなのですが、チケットを買えるまでに何時間かかるか分かりません。情報を取ろうにも、チケット売り場に近づくために数時間待ちの行列に並ばなくてはならないようです。なるほど「日帰りできません」の意味が少し分かりました。

f:id:S_E_Hyphen:20200926120330j:plain

f:id:S_E_Hyphen:20200926120340j:plain

f:id:S_E_Hyphen:20200926120351j:plain

 

即時に撤退を決意したのですがが、小さな駅前なので食事できる場所も土産物を買う場所も全て満員です。そんな中「富山県 立山カルデラ砂防博物館」を発見できたことは幸いでした。無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていて、有料ゾーンの入館料は400円なのですが、無料ゾーンだけでも結構見ごたえのある博物館でした。

f:id:S_E_Hyphen:20200926121347j:plain

 

大体立山が火山だったことも知りませんでしたし、そのカルデラアルペンルートとの位置関係が改めてわかったのも大きな収穫でした。立山黒部ジオパーク周辺の立体地図(1,100円)は大変お買い得だったし...。渋滞していなかったら決して立ち寄らなかったであろう博物館だっただけに、 禍を転じて福と為したとも言えそうです。

f:id:S_E_Hyphen:20200926122158j:plain

富山県立山カルデラ砂防博物館パンフレット」より引用しました

 

おまけは博物館内に展示してあった勝島製作所の地震計です。製造年月日は昭和53年7月となっていました。

f:id:S_E_Hyphen:20200926122942j:plain

 

10時46分立山駅発の普通電車(乗車券1,230円)に乗車して富山市内へ尻尾を巻いて逃げ帰りました。電鉄富山駅着は11時52分でした。では、続きは第3回で。